住まいと暮らしの省エネガイドブックその12..
2019.07.02
照明エネルギーを減らす...
暮らし方の工夫もあとふたつとなりました。今回は照明エネルギーのお話しとなります...
まずひとつ目は、昼間に照明を付けない..
これは立地の条件にもよりますが、カーテンを開けて光を取り入れましょうというところです。晴れていない日でも案外光が入ってくるものですよ...いちどためしてみてはいかがでしょうか。「開ければ明るいじゃん..」がクセになれば ”シメシメ” ですね。
これがどのくらいの省エネになるかというと
700MJ(メガジュール)で電気料金に換算すると約¥1,650.-/年(≒70kwh)、CO2排出量に換算すると32kg-CO2/年となるようです。お庭に杉の木を2~3本植えたのと同じくらいの効果があるみたいですよ...
それから、こまめに消す..とかみんなが集まって生活する..とかも暮らしの中でみんなの習慣になると良いですね。例えば玄関灯を人感センサーの付いた照明器具に替えると、一日(ひと晩)8時間使用すると年間約50~60kwhの省エネになります。先ほどと同等の省エネ効果ですね..
み~んなで ”こまめに消す” 運動を実施すれば200kwh/年くらいの節約になりますので、杉の木を6~7本お庭に植えたのと同じくらいの効果になります。電気量に換算すると小さな効果で淋しく感じちゃうかもしれませんが、お庭が森林のようになっていると思うとがんばってる!!って感じがしてきませんか...
最後にLEDの照明器具に替える..ってのが生活のクオリティを落とさず(変えずに)に省エネになる方法ですね。蛍光灯からLED電球に交換すると1400MJ、140kwh(≒¥3,300.-)/年の省エネになるようです。まだ白熱電球を使っているようでしたら倍以上のエネルギー削減になりますので早めの交換を。ぜひ...
これもお手軽にできる工夫ですので、照明エネルギーを減らす..暮らしの中で習慣(クセ)にしてみませんか。
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