常時微動計測..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

常時微動計測..

2022.03.15

常時微動計測...

2019年12月から取り組んできた服部家の改修工事、最後のお仕事は土蔵の「常時微動測定」。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

構造性能を検証するためのひとつの方法に、常時微動測定というシステムがあります。

建物は常に(常時)人間が感じない程度の小さな振動(微動)をしていて、その振動をセンサーにより計測することができます。この計測を常時微動測定といいます。この振動測定から、建物の振動性状を示す指標の一つである固有振動数を求めることができます。尚、新築の2階建て木造住宅の平均的な固有振動数は6.0Hz程度です。(構造性能検証:常時微動測定(morinos建築秘話41)より)

正規な報告書はこれからになりますが、改修された土蔵の固有振動数はX方向:8.0Hz、Y方向:10.0Hzという結果でした。改修前ではX方向:5.2Hz、Y方向:8.3Hz、土葺きの瓦が降ろされた時点がX方向:4.7Hz、Y方向:8.9Hzでしたので、構造用合板で補強された土蔵は特にX方向がガチガチに固まった..ということでしょうか



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