木製デッキ..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

木製デッキ..

2009.11.10

「あかねさわの家」 の木製デッキです...

既存建物とのつなぎ役のデッキも完成...

軒先に吊された柿..

フロ庭の木塀と正面のデッキも完成しました。  いい感じでしょうッ...

室内と外(お庭)をゆるやかにつないでくれる”木製デッキ”...

室内からお庭に向かうまでの半戸外の空間は、あったかい太陽の光やすがすがしい風を感じさせてくれ、室内にはない開放感を与えてくれますね... 

今回の「あかねさわの家」でも、既存とをつなげるようにと... そしてリビングの正面にと大きな掃き出しの窓に面して設置しました。リビング正面のデッキは一段低くしたことで、窓に腰掛けお庭や子供たちの遊ぶ姿をを眺めることができます。

デッキの廻りに落葉の広葉樹などを植えるようにすれば、雑木の庭が出来上がります... これは街中に建つ住まいでも有効ですね。昔からある ”濡れ縁” を楽しむのもよろしいのでは...

ただ手を掛けてあげないといけないってことはありますね。腐りにくい木を使って防腐の処理をするといっても、永久的にというものはありませんので、デッキの床板などは取り替える手間は必要になりますね。

木製デッキの効果から思えば、そのくらいの手間はどうってことないですよね。

”木製デッキありきの住まい” 良いんじゃないでしょうか...

pagetop