住まい手に..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

住まい手に..

2015.08.11

きたうらの家は住まい手のもとに...

最後の一週間はバタバタの毎日.. なんとか週末の引っ越しにとがんばりましたが、カーテン&ハニカムスクリーンが間に合わなかった。ごめんなさい...

先週末きたうらの家は、住まい手のもとに渡っていきました。
いつものことですが、全力投球の現場が手から離れていくと、ガックリ..くたくたになって疲労感も半端なくふらふらのここ数日... ”今回も頑張った!!” いや ”もっとやれた” ..と褒めたり叱咤激励したりと自問自答しているところです。

とりあえずそらどまの家としては、遮熱シートが効いていることと、夜間の放射冷却による外気導入していることや、内装仕上げの和紙により、朝の室内は凛と涼しく、昼間の日射をルーバー雨戸で遮ることで、この猛暑でも表面温度もなんとか30℃程度に抑えることができ、壁紙の和紙による調湿作用もありベタベタ感が少なく、なんとか通風で過ごすことも可能なくらい。ただ暑さに強めの人限定だけどね...しばらく落ち着くまでは床置きエアコンのお世話になることになりそうです。

と言ったところが所感ですが、間違いなく快適です。住まい手の反応が楽しみです...

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