ハタと..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

ハタと..

2018.07.03

ハタとビスケット...

浴室のヒノキ板張りを終えた大工さんは家具工事に入りました。大きな机に天井までの本棚..箱階段や洋服タンス..収納棚にオーディオラックとつくるものはたくさん...

今日は 「ハタ」 と 「ビスケット」 をご紹介。


浴室の壁と天井のヒノキ板が張り上がりました..


これがビスケットジョイナーという工具..


こんな感じで、合わせる板の両側にスリットをあけます..


これが木製チップのビスケット..


ボンドと共にスリットにはめ込みます..


2枚の板を合わせると広い机の出来上がり..

上の写真の2枚の板を挟み込んでいるのが ハタ 。 旗金 とか 締めハタ とも呼ばれています。このハタでぐっと締め付けて2枚の板をはぎ合わせます...

この時期は木工ボンドの乾きも早く、30分程度で接着可能だそうです。こんな感じで広幅の板をつくりながら家具工事が進んでいきます...

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