着工祭その弐..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

着工祭その弐..

2023年05月19日

着工祭その弐... 今日は土蔵の改修工事の大工さんによる着工祭..こちらは明治中期の建築で築140年ほどの土蔵。                   雨が落ちてく前に無事に終了... 明日の「お片付けワークショップ」から改修工事がスタートします。 ・ ・ ・

現説..

2023年02月03日

現説.. 西の土蔵改修工事の現地説明会を                   今回は、牛梁(小屋組みの大きな丸太)の補強と床組みの腐食箇所の補修、外壁の補修となまこ壁の復旧というところが主な改修工事内容となります。    こちらは4年ほど前に再生した東の土蔵 現在「お菓子の森&蔵カフェ」として使われています... ・ ・ ・

勉強会..

2022年08月02日

勉強会... 改修設計から改修工事に向けて、家主さんの想いを皆で共有したいということから、和田の古民家にて勉強会を始めました。                 和田の古民家は、表門から米蔵と付属屋のふたつの土蔵、内門・塀、そして主屋と離れ、納屋からなる屋敷構えが現在でも当時のまま見られる住宅です…   実測調査・現況調査を終え、これから改...

お蔵..

2022年02月10日

お蔵... お蔵の調査を始めました。まずは2階から                柱間を測り、窓周りから梁組みを実測し、床と柱の傾斜、そして牛丸太(牛木梁)の腐食度合いを... そんな感じでひとつひとつ実測しています。 まだしばらくお蔵の中で過ごすことになりそうです... ちょっぴりおまけ..            桟瓦の水垂れ角...

表門..

2022年01月19日

表門... 表門の実測調査におじゃましました。所々に見える手間を惜しまなかった先人のお仕事には感動させられるばかりですね..                   今日実測調査した表門は、3間1戸潜り戸付きで、両脇に袖塀を構え、袖塀は右手に板張り塀、左手は現在建具も無く開放の潜り門となっている。表門は鏡柱の前後に控え柱を建てた四脚門、冠木に腕木...

内門..

2021年12月22日

内門... 今日は内門と塀の調査に             内門の両側の塀は、瓦葺きの屋根に上部を漆喰塗り下部が大和張りの板塀..    内門は瓦葺き屋根の平入りの総けやき造りの木戸門(薬医門の形式)...                                   屋根には珍しい形状の袖瓦や、板戸には入り八双...

もう少し調査を..

2021年11月24日

もう少し調査を... 今日は再確認をしながらもう少し調査をしています。             軒裏の実測を始めます.. 化粧垂木と野垂木の二重垂木と一重垂木の取り合い部分。化粧垂木、軒揃いのひとつ々をコツコツと測っていきます。                欄間の透かし彫りからは珍しいものも見えてきます... 杉皮と墨と膠の黒い...

小屋裏の続き..

2021年09月29日

小屋裏の続き... 今回は助っ人に来てもらい小屋裏の調査の続きを                         やはり若い力は素晴らしい.. 早い、力強い、そして柔軟 ・ ・ ・

小屋裏に..

2021年09月23日

小屋裏に... 今回は小屋裏に潜入してきました。                   おおよそ築108年をむかえる母屋の小屋裏は、太い丸太が幾重のにも組まれすごく重厚。長さが6間(約11m)もある 直径が30㎝以上が何本も上に下にと梁組みされています... その中で今回はいちばん下の梁組みを実測してきました。 しばらく小屋裏に潜入している...

床下へ..

2021年09月16日

床下へ... いざ床下に。                              今回は床下の調査に入りました。大きな足固めが入っていますが、床高も高く湿気も無いので、ほふく前進するのもいつもよりちょっぴり楽ちん... でも二時間床下に潜ってたので事務所に帰ってからぐったり。 来週は小屋裏の調査を.. ・ ・ ...

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