木摺り..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

木摺り..

2025.02.10

木摺り...

荒土土壁の下地に木摺りを打っています。

木摺り(きずり)と言って塗り壁の下地として使われる小幅板で、今回は12X30の杉材を横にビス止めしています...

  

  

   木摺りが打たれているかわや棟...

  

   離れに使われていた階段は納屋の階段に...

  

  

  

  

  

  

  

大工さんから「しのぎ鑿」を...

鑿(のみ)の背中が三角になっているのが「しのぎ鑿」。
通常の追入(おいつき)のみは背中が四角のために蟻溝加工の場合に四角の角が邪魔になり使えないようで、「しのぎ鑿」は三角のために角が邪魔にならず使うことが出来るとのこと...



 

 

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