小さな離れ..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

小さな離れ..

2022.01.12

小さな離れ...

基本計画と申請のお手伝いをしている小さな離れの現場へ。工事が終わったとのことで今日は現場の確認のためおじゃましました...

  

  

  

  

竣工をむかえる平屋の離れは、28㎡(8.5坪)の小さな終の棲家。

Ua値0.89、ηAC値2.9、ηAH2.1、BEI=1.02、屋根と壁断熱は吹付硬質ウレタンフォーム(t90)、床断熱は押出法ポリスチレンフォーム(t45)と言うのが工務店さんの仕様。

今日は風が強く6℃という気温より体感温度はずっと寒く感じるが、室内に入れば日差しも差し込み寒くない...が、最近そらどまの家のつくりに慣れてしまっていることもあり、床が恐ろしく冷たく感じる..といよりも冷たい!! 現場の確認して写真を撮っている時間だけでも足元がシンシンと冷えてくる。 申請するとき、「床断熱を100mmにしませんか..」と勧めたけどもっと強く推すべきだったと反省しきり...これが床断熱の現状と再認識させられました。

やっぱり足元は暖かくないといけないですね。基礎断熱して屋根で暖まった外気を床下から循環させる、そんなほっこりする床のつくりお勧めします...



・ 

pagetop