内窓..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

内窓..

2022.11.22

内窓...

築40年ほどの鉄骨造木下地の住まいの改修工事のお手伝い中。大工さんお仕事も終わり、内装の仕上げ工事が進行中です。

  

  

今回の改修工事では、外壁はそのままに内装で改修を進めています..
壁に高性能グラスウール断熱材(13k-t100)を充填し、石膏ボード下地に塗り壁仕上げしています。

大部分の熱が逃げていく窓は、外壁をそのままにしているので、シングルガラスのアルミサッシはそのままに、現況の窓枠に「内窓」を設置しました。
既存のサッシと内窓で、この開口部の性能は「アルミ・樹脂複合サッシでアルゴンガス入りLow-E複層ガラス」程度の性能になります...

まずまずの性能になりますね..
もう少し..と思うときは、ハニカムサームスクリーンを追加すれば窓の性能としては申し分ないというところでしょうか...

高性能サッシ単独で頑張るよりも、日射熱取得も出来るし、日射遮蔽も出来るし、断熱も出来るし様々な気候条件に対応できますね。

  

  

  

床下エアコンと送風ダクトのスペースもこんな感じで納まっています。

今年の冬は寒さも厳しくなという予報も出ていますので、うまい具合に機能してくれることを願っています...



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