金輪継ぎ..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

金輪継ぎ..

2020.09.25

金輪継ぎ...

先日現場見学会で金輪継ぎの実演が実施され、根継ぎの工事も順調に進んでいます。

    

    

    

    

    

    

    

    

金輪継ぎ(かなわつぎ)とは、木造建築における継ぎ手のひとつで、同形の両部材の口にT字型の目違いをつけて組み合わせ、栓を差して固定する。
伝統的継手の中でも強固なもののひとつで、あらゆる方向に強度が得られるため、柱や梁、桁をつなぐために用いられる。ただし合板・釘・ボルトを用いた補強方法や接着剤を用いた近代的方法に比べると曲げ性能に劣る。 ...とあります。

「木材を鉄の輪っかで巻いて締めたものよりも強い」からだとか..
「金輪際(こんりんざい)別れません..」から、この上ない強固な継ぎ手..ということからこの名が付いたというお話しもあるような...



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