耐震リング..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

耐震リング..

2020.12.16

耐震リング...

その後の現場では屋根の木工事もひと段落し大工さんは内部のお仕事に。総勢十人の大所帯で現場進行中です..

    

    

    

    

素屋根の下では大工さん達が屋根の下地を施工しています...

    

    

    

    

先行して塗り込められた荒壁土はゆっくりと乾燥中...

    

    

かわやへ向かう廊下は池水石庭の中庭を眺めることが出来ます...

    

    

    

    

取り替えられた化粧野地や新しく仲間入りした化粧野地も古色に塗られています..

    

    

    

垂木間にルーズに張られたアルミ遮熱シート。野地板との間と小屋裏が通気層に...

    

    

    

    

上の写真が今回採用した「耐震リング」です。軸組架構の変形を抑える仕口ダンパーで、熱可塑性ポリエステルエラストマーで一体成形された仕口補強材..

従来の仕口ダンパーと比べ、速度依存性や温度依存性がきわめて小さいとうことで、構造設計者さんからの推薦により使用しました。

現場では耐震リングの取り付けに続き、今回増設する耐震壁の木工事が始まります...



 

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