工事再開..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

工事再開..

2020.05.13

工事再開...

少し長い連休を終えた現場では工事が再開されました。

床下地の構造用合板が張られ、間仕切りの下地が組まれ、壁にはアルミ遮熱シートが張られてきました..

    

    

2階の天井下地はそのまま使うことに..
ここに断熱材を充填してこの下に新しい天井をくみ上げるようになります。

    

    

    

    

間仕切りの下地が組まれてくると、ぐっと進んだような気がして...

    

    

    

    

    

2階では外周部の下地が組まれています。今回はRC造ということで既存の断熱材が打ち込まれたコンクリートの壁に木下地を釘とビス、接着剤で留めていくようにしています。

その木下地の前後にアルミ遮熱シートを張り、両面に通気層を確保することとしました。

...んっ? よく見ると、ピンクのボードが。
ハイクリンスカットボードをお願いしていたんですが、ハイクリンボードが搬入されたもよう...RC造の建物でしたので調湿効果があるようにとハイクリンスカットボードを天井と壁全面にと思っていましたが、シックハウス症候群の主な原因物質ホルムアルデヒドを吸収し分解する..というタイプが入ってきてしまったみたい。

さてどうしましょう...仕上げ材で調湿するようにしましょうか
下地ボードで有害物質を分解してくれて、仕上げ材で調湿効果がある仕様も悪くないかもしれませんね。



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