建物がかたちになってくると...|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

建物がかたちになってくると...

2008.10.05

先日 「きぶねの家」 が上棟を迎えました。

 

昨年8月に最初のプランに取り掛かり、先日上棟式を行うことが出来ました。

 

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最初のプランとは少し変わりましたが、

 

建て主さんの家づくりのイメージもである ”夏涼しく冬暖かい家” がかたちとなってきました。

 

建て方をむかえるといつも、最初のプランに取りかかった頃からを振り返るようにしています。

 

 

最初にこの敷地にきて感じ取ったことや、建て主さんからいただいた住まいづくりのイメージ

 

を書き綴ったメモ、そしてつくりあげたプランとその中にこめられている想いやしつらいを書き

 

込んだ図面などなど.....

 

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現場が始まるとどうしても納まりなどに気が取られがちになるんですよね。

 

だからこの時期にもう一度図面を書く前の時間に戻って、建て主さんが最初に考えていたこと

 

私の考えていたことや全体のイメージなんかを確認するようにしてるんですねぇ....。

 

ということで、 家づくりのイメージと実際かたちとなったディテールやしつらいを紹介しながら

 

「きぶねの家」 の様子を今後ご案内させていただきます。  ご期待ください....。

 

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