地盤改良工事|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

地盤改良工事

2007.06.07

たまちの家では 地盤改良工事として 「柱状改良工事」 が本日より始まりました。

柱状改良とは、セメントと土を撹拌して60㎝の円柱をつくり杭の役目を果たします。

今回は柱状改良の作業工程をご紹介します。

右側の袋にセメントが入っています。

まずはオーガーで上層部の土を掘り出します。これは、セメントペーストがあふれ出ないために行います。

続いて、オーガーで掘り進めながらセメントペーストも混入していきます。

セメントペーストはオーがーの先端から噴出されます。

撹拌しながら一度引き上げ、また掘り進めながらセメントペーストを設計数量まで混入していきます。

撹拌を何度か繰り返し、柱状の改良体を形成します。

最後に 改良体の天端(てんば)をコテでならします。

これが完成した 改良体です。この作業を繰り返し行います。今回は73本施工します。

・一日に15本程度のペースで進みます。全て完了すると1週間後に載過試験が実施されます。基礎工事の方はもう少し先(7月の終わりくらい)から始まる予定です。少し時間があります......。

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