雨が降り出す前に...|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

雨が降り出す前に...

2008.10.14

連休明けの今日、雨が降り出す前に現場に出掛けようと車に乗り込みいざ出発...

しかし、残念な最初の現場に到着と同時に、ポツポツと雨粒が落ちてきてしまいました。

そんなわけで、きぶねの家では屋根屋さん、瓦を葺き始めたところで本日の作業は終了...

「え~!午後からって言ってたのになぁ...」 と渋い顔で屋根から降りてきました。

先日3日に上棟式をしたきぶねの家は...

瓦を葺き始め、下屋(1階の屋根)もルーフィングが葺かれて雨の心配も少し楽になりました。

軒の深い建物ですので、今日くらいの雨だと建物の周囲1m位までは濡れないでいられます。

2階は、下地のボードが張られたので、なんとなく部屋の様子がわかるようになりました。

きぶねの家は、坪単価50万円で木の家をつくってみようというなんとも難しい課題に挑戦した

建物なんです...頭を悩ませ、ドキドキしながら設計したんですが、なんとか実現できそうです。

  

右の写真は、 手前の4.5寸の柱に差し鴨居が付いています...差し鴨居の上にのっているのが

子供室二部屋をつらぬく 磨き丸太 です。

ここでは、筋違いや構造金物などのチェックをしました。

真壁造りの建物なので、金物との取り合い納まりにはきをつかいますねぇ....

そのあたりを大工さんともう一度お話しして来たというわけです。

と、外はどしゃ降り状態です...さてと、次なる現場へ向かいますか....

もう2~3月前になりますか...ご案内した 入母屋の家 です。

足場も取れて姿が見えるようになりました。

この建物は、車庫付きの離れ です。母屋の屋根と合わせて計画されたんです。

ちょっと 離れ には見えませんよねぇ.... 


   

でも、どこから見ても屋根は美しく出来上がりましたねぇ。右の写真は敷地内のアプローチからみたところです。柱と柱の間には、すだれをつける予定です。ちょっと軒が高すぎに見えますもんね.....

今日は、大工さんととりとめのない話しで盛り上がって.....気が付けば昼を過ぎ..

急いで事務所にご帰還~!!

食事をさっさとすませて、画面にむかう....

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