発信しよう...と|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

発信しよう...と

2009.02.08

 

 

きぶねの家が完成します。

 

今回は 「夏涼しく、冬暖かい木の家」 をローコストでつくる...をテーマに家づくりしました。ローコストといってもどこぞのハウスメーカーがつくるローコストというわけではなく、”民家を継承した家づくり”という考えを取り入れた上での住まいづくりに取り組んだわけです。

 

本体工事を2000万(50万円/坪)というのはなかなか厳しい数字ではありましたが、なんとか形になったんですねぇ。最終的には坪単価60万円が総建設費となりそうです。

 

家のつくりは、地元天竜杉を使い隠さずに木組みし、広がりのある日当たりと風通しの良い住まいとなり、「夏涼しく、冬暖かい木の家」のテーマはしっかりクリアした...といえます。

 

”民家を継承した家づくり” の ひとつのパターンとしていけるんではないだろうか...坪単価が上がってしまう家づくりばかりでは、なかなかこうした住まいが増えていかないですね... エコロジーで、そこに住まうことで健康でいられ、人格形成がされ人とのつながりが生まれ、美しい建物が町並みを形成し....と、そんなことが夢でもあり、少し発信してみようかなぁと思い....

 

あまり全面に押し出すのは得意なことではないんですが、そんな想いから 「完成現場見学会」 をやってみようか...ということになったわけです。今回 きぶねの家 から ”民家を継承した家づくり” を発信することに...

 

「建築家が考えるローコストな民家」 として住まいのご案内(見学会)を

 

開催します... 詳しくはホームページ内 〈お知らせ〉 をご覧あれ...

 

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