洪積粘土層..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

洪積粘土層..

2010.02.20

赤土は2万年前の洪積粘土層..

地盤調査のために... 現場の地層は三方原台地ということで 礫混じりの赤土層で良好な地層 と予測通り.. 調査方法は恒例のスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)

 ロッドを回転させながら..

貫入して測定する..

ロッドの先端からの土..

ロッド先端からの土は、ご存知の通り三方原台地の赤土.. 三方原台地は洪積台地と呼ばれていて、上層部には水をよく通す礫を含んだ赤土層が堆積している。その下には水を通さない青粘土層が堆積。台地の上に降った雨は地中に吸われ、青粘土層の上に蓄えられ、それが横に移動していって台地の斜面から湧き出す.. という構造のようですね。 

この赤土は洪積粘土などとも呼ばれ今から2万年も前に堆積されてできた土みたいです。 みなさんご存知の 赤土 もそんな生い立ちの中現在に至ってるんですね。そんな台地、そしてこの土地に 感謝 ですね...

 

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