気密測定..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

気密測定..

2018.01.16

気密測定を実施...

可変気密シート張りが完了したところで、気密測定をやってみました。さてどんな結果がまっているでしょうか...

測定結果を見ながら気密がとれているかを確認する。想定する数値に到達しないとなると、漏気している部分をつきとめるために家中をくまなくめぐる...

しばらくこの空間にいると、だんだん微妙な空気の動きが感じ取れるようになる。人間の感覚というのはなんとすばらしいものか...
すると、漏気箇所が見えてくる。つきとめたところは、テープやウレタンで密閉する..

そんな作業をしばらくくり返すことに..

今回の現場では、建物納まりの関係上、電線や冷媒管など多くの管がシートを貫通していることや気密シートの張りやすさなどもあり、実はあまり高い数値を期待していなかった小生。でもシートを張っていただいた小松さんの心中は、C値=1を下まわることを目標に...

シート張り後に冷媒管や給湯給水配管を貫通させるなど、諸条件にプラスして悪条件が重なってしまったんですが、ものすごく丁寧に施工していただきました。

おかげさまで C値は1.3 という結果になりました。
まずまず良いんじゃないでしょうか。 お疲れさまでした...

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