検査..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

検査..

2010.08.10

木材と基礎配筋の検査を...

先週から着工した やまぼうしの家 では 基礎配筋が終わり今日コンクリートを打つということで配筋の確認に現場へ。 地盤も悪くなく基礎形式は簡易なベタ基礎.. 

地鎮祭での鎮め物も建物の中央に鎮められ午後からの打設を待つばかりの状態...

もうひとつ木材の検査を.. 含水率と強度ってのが検査内容。 今回は ”天竜材の家 百年住居いる事業” の補助金を受けることもあり協議会による材料検査を実施。

まずは 含水率 を... そうそう含水率ってのは木材に含まれている水分の量っておもってもらえば良いですね。水分が抜けることで木が収縮変形が起こるのでこの水分量が少ない方がよろしいってわけ... 今回天候が”雨”ってこともあり20%をこえるところも数ヶ所あるものの15~18%というところでした。

こちらは 強度 ..簡単にいうと ”たまわない” ための強度ってところでしょうか。天竜の杉材はこの強度がつよく、ヒノキ並の数値が出ますね...

材料検査も終え 番付け作業(材料を使う場所に振り分ける作業)にうつり、加工(刻み)が始まります...

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