木配り..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

木配り..

2012.01.26

これから刻まれる太柱の様子を...

先日から加工図とにらめっこしていた もろいの家 の刻みが始まるとのことで作業場へ。 まずは 太柱 の状態をみてみましょう..  今回は軸組の要所に 5.5寸、7寸、8寸の太柱を使うということで10本程の柱の振り分けを... 

材面の善し悪しなど一本一本の木の特徴を見て、その材に合ったところに配置する..ってのを 「木配り」 と言います。  反りや捩れ、その木の癖、根裏や木表木裏..などなど見極めるのはなかなか難しい作業ですので、棟梁の経験や感性が ”ものを言う” ところでもありますね...

寒の明けから基礎工事が始まるもろいの家は、全開建具の大開口&ウッドデッキ..がリビング正面に広がります。 より開放的な平屋の住まいとなりそうです... そんな様子はまたぼちぼちと紹介させていただきますね。 お楽しみに...

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