大津垣..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

大津垣..

2018.10.06

大津垣...

先週の台風24号はものすごかったですねぇ..みなさんが、風の強さも停電の長さも「今までに経験したことがない..」って言ってましたね。最近の災害にはみんなこの言葉がついてきます。最近の気候はなんかおかしいですね...

私のところも30日の23時頃から24時間停電をしました。幸いにも水道もガスも生きていましたので、キャンプ用品を取り出..インバーター取り出し..

ランタンと燭台で灯りをとり、車のシガーソケットから電気をとりガスボイラーでお風呂もOKと電気はありませんが普段とあまり変わらない夜を過ごすことができました。とはいうものの日中は電気がないことで仕事はもちろんですが、生活には不便しました...いかに電気に頼っているのかというのがよ~くわかりました。良い経験になりました...

いいのやの家もおかげさまで台風被害もなく、続かない晴天にやきもきしながらですが造園外構工事がゆっくり進んでします。

風呂庭の垣根が始まりました。庭やさんが雨仕事に竹を加工しているようで竹筧もできていました...

風呂庭の垣根は 大津垣(おおつがき)
大津垣とは、板状にした竹を横に渡した支柱に、表裏交互に組み込んだものです。
竹の表面を「京都」となぞらえて、その裏側は「大津」。表と裏を組み合わせるということからきたと言われているそうです...

竹を半割にて、少しずつ切れ目を入れながら半丸状態から平らにのばしていくそうです。庭やさんが雨仕事に...っていってたのはこのことです。

なんかいいですね、お庭のお仕事...

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