古材の行方..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

古材の行方..

2011.02.04

大工さんのお仕事もあとわずかに...

断熱材入荷後は順調に進んでいた木工事もあとわずかに.. ただ今収納や納戸の棚を制作中です。 一週間程度で完了しそう... 外部では壁下地の養生を終え来週から仕上げ塗りが始まるもようです。

以前のお住まいにあった 式台や上がり框、床柱に天井板などが新しい住まいに復活しました。 式台はもう一度式台として.. 客間の天井板は床の間や仏間の天井に.. 床柱は水屋の流し天板の柱として新しい住まいに移り住むこととなりました。

お母様からは 「な~にも そんな古いもんを使わんでも..」 と、この世代の方らしいお言葉もありましたが 家を受け継いでいくってところをちょっぴり取り入れるのもいいでしょう...

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