再生工事..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

再生工事..

2013.06.22

主家の再生工事が始まりました...

別棟倉庫が完成し、荷物が移動された主家では一部の解体工事も終わり、増築部分の基礎工事そして床下部分の補強工事が今週から始まりました。 

あいにくの雨模様でコンクリート打ちは順延に... 
現況のかってと納戸は、食堂・台所と板の間に増築部分はお風呂など水廻りになります。

土間をはさんだ反対側では床下部分の補強工事が...

こちら側は、茶の間と座敷など6間の和室がならんでいます。 
床をめくり、柱間に足固め(土台)を入れて柱が暴れないように固定していきます。足固め同士は柱をはさんで羽子板金物で留められ、仕口ダンパーで補強します..
ダンパーは地震による建物の揺れのエネルギーをしなやかに吸収する装置になります。

床下補強から増築部分建て方、そして全体の耐震補強...と進んでいきます。

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