入母屋の家|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

入母屋の家

2008.12.08

今年の春先から手掛けていました、入母屋の家がまもなく竣工を迎えます。

母屋のすぐ横に建てられた 離れと車庫 です。

母屋の屋根と合わせて、化粧垂木の上に野垂木を組むという二重になった

屋根構造になっています。 本格的な入母屋造りですね...

    こちらが正面で門のとなりが車庫となります

    門をくぐりアプローチからながめるとこんな感じ..

    腰が90cm角の御影石、その上が杉板下見板張り、

                               一番上は漆喰塗りです

   背面に収納棚を設けた車庫、なんと輪止めも御影石です

    トイレの手洗いカウンター、右手の丸い蓋の下はごみ箱

    こちらが広縁のついた離れの一室、家具と建具は杉材です

今回は、石がふんだんに使われました。 現場に運ばれて来た石は8帖間いっぱいあった気がします。

いや、もっとあったかもしれないなぁ.... 職人さんもたしか、4ヶ月は現場に居たような気がします...

その石をお掃除して、いよいよ竣工となるようです。 お疲れさまでした....

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