上棟後...|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

上棟後...

2010.09.22

上棟式を終えた現場では...

昨日から屋根工事も始まり徐々にかたちづいてきた模様... 大工さんも筋違いを入れ外壁下地の間柱や窓台を取り付け中です。

今日は、電気屋さんに水道屋さんそして太陽光・空調関係と午前中の現場は大にぎやか... 嵐のような時間があっという間に過ぎ去りって感じで、なんだか現場監督さんみたいな午前中を過ごしたってところです。そんな現場の様子を少しだけ...

今回の屋根はGL鋼板で ”ガルバ” ってやつね..  大きなロフトのある屋根に太陽光のパネルを載せるってこともあり軽量のガルバを採用しました。 金属屋根ということで屋根下にアルミの遮熱シート&空気層を設けたことで、屋根下空間の熱環境には効き目はバツグンです。ほんとに暑くないですよ... こんど数字(温度)で紹介しますね。

構造的にはいつもの通りで、天然乾燥の天竜材を木組みするってところです。もちろん現代軸組構法と融合させてね... ということで今日は筋違いや構造金物のチェックも合わせて実施しました。 そうそう今回は「天竜材の家 百年住居る事業」の補助金を受けることになってるんです...

また構造見学の機会でもあればとも考えています...

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