データを読む..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

データを読む..

2011.12.22

SWS試験データから基礎の選定...

造成が落ち着いたところで地盤調査を実施。試験はいつものスウェーデン式サウンディング試験..

     12211

スクリューポイントが貫入していくと同時に速報データがプリントアウトされてくるのでそれを見ながら基礎を想定することに...

プリントアウトされたシート...

    12212_2

    12213_2

シートは左から 貫入深さ、荷重、半回転数、そして地盤の状況と並んでいます。 基礎下2メートルまでと5メートルまでの間でそれぞれ検討していくことになります。

今回の結果では、2メートルまでの間に自沈層があり平均の支持力も30kN/㎡弱というところ、その後5メートルまでは自沈層もなく40kN/㎡程度以上の地層で安定しているように見える...ってなかんじで見ていくわけです。

今回は微妙なところで 改良か補強 が必要になりそうな気配... 他のポイントの結果次第では ベタ基礎 に..ってなる可能性もあるような結果ですね。 もう少し様子を見てみましょう...

pagetop