障子と土壁...|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

障子と土壁...

2009.06.02

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障子を開けると ”むッ...” と熱気を顔に感じる...

 

そうなんです、暑い太陽の熱を障子が遮ってくれているんです。

 

サッシと障子の間の熱は、サッシ建具のガラリによって排熱され

 

室内は ”ひんやり” と感じるくらい...効果はバツグン。

 

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障子に映るすだれの影...これもなかなか味わい深い...

 

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”冷たく感じる” といえば土壁も...

 

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木摺りに中塗り土仕上げ、塗り厚は20ミリ程度なんですが

 

こちらも壁に近づくと ”すッ~” っと熱を奪ってくれる。

 

やはりボードに塗ったものとの違いはありますね...

 

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空気が澄んでるというか...

 

からだに感じる清らかな感覚はすごく気持ちがいい。

 

お昼から西日の照り付ける夕方まで、強い直射日光を

 

受けながらも、壁に近づけば冷たさまでも感じられ...

 

障子に土壁...

 

これからの住まいには おおいに”有り” ですね...

 

 

 

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