浮き型..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

浮き型..

2011.09.20

基礎工事が始まった現場から...

住宅の基礎といえば ベタ基礎 というのが一般的になりました。 そのベタ基礎の床版と布基礎の打ち継ぎってのはどうしていますか... 床版(ベース)コンクリートの打ってから布基礎(立ち上がり)の型枠を組みコンクリートを打設する..という工程でした。 でも最近では布基礎の型枠まで組み上げて、床版と布基礎のコンクリートを一度に打設するという方法になってきたようです。このとき型枠を浮かせて組み上げるので 浮き型枠 とか呼ばれています。 コンクリートの打ち継ぎ部分がなくなるので一体化したコンクリート造となるので基礎のためには良さそうです。 でも型枠の施工にはちょっぴり手間が掛かりそうです...

   09201 型枠は木製と鋼製を使って..

   09202 09203 外周部の受け金具..

   09204 09205 外周部の浮き型..

   09206 09207 内部はこんな感じ..

いざ、コンクリート打設と思いきや台風の接近が.. しばし大きなシートを掛けて台風が通り過ぎるのを待つこととなりました...

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