梅雨...|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

梅雨...

2009.06.24

30度近い気温になると、ぐっと蒸し暑さを感じるようになります。

 

ちょっと気にしながら部屋を移動してみる。

 

クロスで仕上げられた部屋から杉板でつくられた囲炉裏の間へ...

 

明らかに湿度の違いを感じることが出来る。

 

湿度計でみると45%、ちなみにクロスで仕上げられて部屋は55%。

 

この10%の違いが感覚的にはすごく大きい...

 

この時期には、木でつくられた空間はすごく快適だと感じますね。

 

それでも、日中になり気温の上昇と共に活動量が増えてくると

 

少し蒸し暑さを感じるようになるんですが、そこで活躍するのが

 

扇風機やシーリングファン... ゆっくり空気を動かすことで

 

不快感がぐっと減ります。 もう一つ、床暖房をほんの少しだけ

 

入れるというのも湿気を取ってくれますので効果的ですね。

 

空気を動かしてみると、湿度は5~7%程度さがってますねぇ...

 

こんな時期は 無垢の木 と 土壁 の部屋がお奨めです。

 

 

 

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