古民家鑑定士..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

古民家鑑定士..

2014.06.13

古民家鑑定します...

古民家鑑定士更新の講習会に出席。3年ごとの更新が設けられ今年が有効期限満了というわけ
古民家鑑定士ってのは 「古い民家の保存、活用、再利用を目的に、建築的見地および環境保全の見地に立ち、専門的な知識と技術を用いて、お客様に適切なアドバイス」 を行なえる者として古民家の評価をすることを目的に創設された資格。
ちなみに「古民家」の定義はさまざまですが、築50年を経過した建物を呼ぶというのが鑑定士の中での定義..

鑑定の内容は

古民家のコンディション
現在の古民家のコンディションが複数の観点から評価されます。これにより修繕すべき箇所や、再生・移築を行う際のポイント、解体することになった際も、古民家に使用されていた材のリサイクルが可能か等の把握が行えます。
予防保全計画
古民家を長く使って頂くために必要なメンテナンスについて記載されます。今後必要になってくるメンテナンスやコストを把握することにより、長く使って頂く上での計画に役立ちます。
家歴書
住宅履歴書とも呼ばれ、住宅の修繕履歴あるいは定期点検の結果などを記録した履歴簿のことです。修繕情報を記録することにより、将来の修繕計画の立案および工事の実行に有益な情報となる他、資産価値の維持にも繋がります。

    Photo

内容は 古民家鑑定書 が発行、こまかく報告されます。古民家の価値を経済性の側面からだけでなく伝統的な建築様式で文化的に残すべきものとして考える機会になる事だと思います。

古民家をお持ちの方、ぜひ一度 古民家鑑定 ご相談ください...

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