建て方からひと月過ぎると|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

建て方からひと月過ぎると

2008.11.05

建て方から一ヶ月が過ぎました。あたまを悩ました電気配線も一段落し、

外回りの下地の処理も終了し、外壁材が張られるのを待つばかりとなりました。

内部では、大工さんが断熱材を入れ天井の下地のボードを張り始めています。

と、そんな大工さんの仕事を見ていると、天井のボードを留めていたんですが....

テンポよくボード釘を留める音が...と思ったのですが、よ~く見ると ビス ではありませんか。

1秒間に2~3本の早さでビスが打たれているではありませんか。 

そうなんです、今ではこんな便利な道具があるんだそうです。 それも 7年も前から......

浦島太郎の自分にびっくり!

そんな衝撃を受けてから....建て主さんと打合せ。

今日は、家具、照明器具、建具や設備器機のお話しをしました。このあたりの仕様については、

建物のイメージもありますので、できるだけ私の方でベストなものを選ぶつもりではいるんですが、

建て主さんの住まい方やご趣味(好き嫌い)もありますので、あまり無理強いはできないところですねぇ。

でも、なんどもお話しをしているうちに私のねらっているところ、建て主さんの希望しているところが

理解し合うことができますね。   (そうなるように導いているとも言えますが......)

そうそう、建て主さん言ってたなぁ。 キッチンを決めているんだけど、だんだんメーカーさんの

対応が悪くなってきちゃって... って。まぁ、よくあるパターンかもねぇ、見積り変更が3、4、5回と

続くとだんだんねぇ。 メーカーさん、もうちょっとですからねんごろにお付き合いお願いしま~す。

すこしでもより良い家に、そしてよりリーズナブルにと、一生懸命考えているんですから.....

建て主さんも、私も.....

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