二期工事その後②...|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

二期工事その後②...

2009.10.12

二期工事、大工さんの仕事も今日が最後... 

思ったよりも手間のかかる納まりと古材に手をやきながらの10日間が過ぎました。階段箪笥も所定の場所に落ち着き、残るは建具屋さん... あとひと息です。


大工さん、お疲れ様でした。 おかげさまで良くなりました...ありがとう。

..てな感じで終わるのが やっぱり一番気持ちがいいですね...

”最後に気持ちがいい” っていえば...

以前に良い家をつくる施主とは、

まず絶対的と言ってよいほど大切なのは、チェックマンにならないこと。このひと言に尽きる。工事人をおだて誉め上げ、仕事に誇りを感じさせるのがよい施主の態度と思って間違いない。

な~んてことを聞いたことがある。たしかに現場に入るやいなやチェックが始まり、あれやこれやと咎め手直しを要求する場面に出くわすことがありますね。そんなときはかならずと言っていいほど、工事精算の時なんらかの追加工事として支払うことになっちゃうんですよねぇ。

まぁ、おなじ直してもらうにしても話しのもって行き方やチェックの仕方によって、職人さんが自主的に直してくれることがあるんですねぇ... たとえば”人間がすることなんだからこうなることもあるんだなぁ”な~んて大工さんとかに聞こえるように呟く。すると次回来た時には直っているもんだ。ってことも聞いたことがありますね。

やはり 「おだて誉め上げる」 てのは、最高の手段のようです。

みなさん、お試しあれ...

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