ブラインドイン複層ガラス|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

ブラインドイン複層ガラス

2008.10.10

いなさの民家再生の現場もまもなく竣工を迎えます。

以前ご紹介した新たに組まれた丸太梁たちも古色塗料でお化粧され、

漆喰壁と息ぴったり合わせお出迎えしてくれました。

 

システムキッチンの正面の ブラインドイン複層ガラス っていうのを見てみます?

これはペアガラスの中にブラインドが入っているものですよね。今回は視線を遮る手段として採用したんですが、夏期の日射熱が室内に入り込むのを抑える効果があるもので、一枚ガラスだと88%、ペアガラスだと79%程度の日射の浸入率なんですが、ブラインドの羽を閉じれば22%まで抑えることができるというペアガラスです。

 

シンクの正面に見えているガラスです。

 

ブラインドを動かしてみましょうか.....

 

羽が水平の状態です。

すこし下向きにしました。

 

反対に上向きにしたところ。

 


そして羽を閉じたところです。

 

と、こんな感じです。 まぁ、普通のブラインドと同じですから新しい感覚は無いんですが

はめ殺しのガラスの中ですから汚れることもなく(特に台所ですから)、

今回は正面の圧迫感もなくすことも出来ましたのでこんな使い方も良いのでは......。

 

ちょこっと ブラインドイン複層ガラス のご紹介でした。

 

いなさの民家 は今日、床の塗装がされます。再生された姿はまたご案内しますね。

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