CASBEE
2008.10.16
昨日、CASBEE(キャスビー)と呼ばれる、建築物総合環境性能評価システムの
評価員養成講習という講習会に参加してきました。
簡単にいうと、建てられている建物がどのくらい環境にやさしいかを評価し数値で
解るようにするというものです。要するに、より良い環境の住まいが長く使われ、
省エネルギーや省資源に配慮して作られ使われる家が高い評価を得るわけで、
まさしく自分たちが取り組んでいる建物がそれにあたるんですよね.....
講習会の中でも話が出でいたんですが、大切なのはやはり ”どう使われるか”
というところになるんですよねぇ。僕たちの腕の見せ所は、建て主さんたちに
ねらい通りに住まわせるということなんですよねぇ。ちょっと乱暴な言い方に
なっちゃったけど、自然のエネルギーだけで生活することがあたりまえでいられる
ような住まいを造ることができる設計力が要求されるということなんですね。
でもここが難しいんですよ..... その空間を造ったことで、住まう人が
そこを感じ取り、そのように暮らしつづける家 をつくりあげるのは....
まだまだ、勉強あるのみ! ということですね。
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と、昨日そんなことを学んだこともあり、
本日のショールームでの打合せにむかうにあたり、キッチンなどの設備器機は
最低限の仕様で十分だから、建て主さんにもそのあたりをアドバイスしながら
出来るだけローコストに抑えるぞ!!と意気込んで出掛けたのですが、
やはり便利な機能を目の当たりにしてしまうと、 ”う~ん、それは欲しいね”
と話が合ってしまって......撃沈。
....ショールーム恐ろし!! というとこでした....
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