お知らせ / ときたま日記|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

ときたま日記...

一覧を見る

続きを...

昨日の続きをもう少し

    

    

    

    

出番を待つ荒壁土は、保管されていた土に藁スサを加えて水あわせ待機中...

今回使われている土は愛知県田原市から..三河地方特有の赤っぽい粘質土の荒壁土です。荒壁土は水と稲藁を混ぜ合わせて寝かす..を繰り返すことで、稲藁がどんどん土に溶け込み、割れにくくなっります。また溶け込むことで木質成分が土を固めてくれます。加えて、いちど発酵した土はその後湿気を吸ってもカビることは無くなります。

    

    

    

    

    

所用寸法にカットした青竹を割って木舞竹をつくります...

割る道具はこれ「両手竹割り器」

    

    

    

    

木工事の様子はまた後ほど...



素屋根が外され...

大屋根が葺かれ素屋根が外され現場も明るくなりました。そんな様子を少しだけ..

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

外廻りの内法材や雨戸、新しい間仕切り壁や鴨居敷居が取り付き、以前の姿が蘇ってきています..
 
昨年から引き続き、新しい間仕切り壁や補修された壁に、竹小舞が掻かれ荒壁土が付けられています。
竣工期日がすぐそこの服部家では、大勢の大工さんと屋根屋さん、左官さんですごくにぎやかな現場です...
 


内部では...

内法材が取り付けられ、雨戸の鴨居敷居や戸箱が付けられ外廻りの木工事が進んでいます。新設される耐力壁の柱や梁も組まれ、木舞掻きも始まっています。

    

    

    

    

2階の床板も張られ始めています...

    

    

痛んでいた梁は新材に取り替えられ、以前の2階床板が張られ踏み天井が復活しました...

    

    

    

新設の耐力壁の架構が組まれ、木舞掻きが始まっています...

    

    

大型のジェットファンは土壁の乾燥を手伝ってもらっています...

    

    

    

「おもて」から、「なかのま」・「おくのま」、そして「なかのろうか」から「にわ」の眺めが見られるようになってきました。

お庭は手前に池があり、その向こうに石組みの滝が見られます。立ち木の向こうに「かわや」の灯りが感じられ、石灯籠が池の水面に映り込む、そんな「にわ」は始めて服部家に来たときからの私のお気に入り.. 夕暮れ時にはそんな「にわ」を通り抜けた夕日が「なかのまま」で入り込んできます。

服部家は3月の竣工に向けゆっくりですが進行中です。



pagetop