住まいと暮らしの省エネガイドブックその10..|静岡県浜松市の大石設計室は、民家工房法・伝統木工法を駆使した木造住宅・古民家再生を専門とした設計事務所です。「真壁造り」「土・紙・石などの自然素材」「住まいやすさ」など、古い民家に詰まったたくさんの知恵を受け継いだ「民家を継承した家」をつくり、次の世代に残していきたいと考える木造民家・古民家再生工房です。

住まいと暮らしの省エネガイドブックその10..

2019.04.08

暖房エネルギーを減らすその③...

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その①で窓のお話し、その②では暖房器機のお話しと着衣についてのお話しでしたね。 3回目は暮らし方の基本とも言えるお話しです..

まずは 不要な暖房を使わない です。 点けっぱなしにせずに必要なときだけつける.. そんなあたりまえのことなんだけど、暮らしの中ではついつい忘れちゃってることじゃないですか? こまめに入り切りするっていう習慣が身についてる人は意外に少ないかもね..

気がつくと頭がボォ~っとするくらいお部屋が暖まっちゃてることなんかもあるんじゃない... そんな時は、温度センサーやタイマーがついた器機を使うのが手っ取り早いところですね。

ちなみに石油ファンヒーターを使っている場合で、必要なときだけ..そしてこまめに入り切りする..なんて習慣が身につくと、年間で原油換算だと16L程度、CO2換算だと40kgの削減になるようです。 原油やCO2で言われてもピ-ンときませんよね.. 灯油&電気代で年間1,500円弱の節約になります。

そして みんなで集まって過ごす 
みんなで茶の間に集まって家族団らんで過ごす..ってのが理想かもしれませんね。 模様替えしてそんなリビングや茶の間を演出するのも楽しいかもしれません... これからお住まいを建てる方や改修計画のある方には、「ひとつ屋根の下で..」というようにもう少し大きな空間を考えても良いかもしれませんよ。

人口1億2000万人、5340万世帯の日本中のみんなが習慣付けば... ちょっぴりがんばってみませんか。

 

 

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